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アロマテラピーをしているとケモタイプという言葉をよく耳にします。ケモタイプとは、ChymoとTypeの造語です。同じ学名の植物でも産地や生育環境などの違いにより香りが異なっています。単純に学名や産地だけではアロマテラピーに適している精油かどうかわからないので、ガスクロマトグラフィーなどで詳細に分析した精油に差別化するためにつけている名前のことです。主にフランスのアロマテラピー団体が推奨している呼び方です。

つまり、ひとことで言うと、
”中身をちゃんと分析して、分析表をつけている精油”
ということになります。
ところが実際には香料の分析のところでも書きますが、ガスクロマトグラフィー分析結果は一般の人がわかるようなものではありませんし、プロでも簡単に見破れないぐらいの調整は可能です。こういうところはないと信じたいものですが、一部行われているのも事実です。それ以前に屈折率や比重なども精油の評価に用いられますが、これらは大きく精油に何かを加えない限りは規格から外れないので、数字的にはあまり意味を成さないと思います。

最近は販売されている精油のほとんどは、中身をしっかりと分析しており混ぜ物等をしている精油はほとんどなくなってきたと思います。つまり市販のほとんどすべての精油がケモタイプともいえます。このような販売方法をしなくてはいけなくなった背景などを考えると、非常に寂しい限りですね。

とはいえ最近では偽和された精油はほとんどなくなってきたと思います。後は、産地や抽出技術、保管状態などに香りは左右されると言えると思います。結局のところ、精油を選定するのにはご自分の”鼻”で選ぶのが一番だと思います。

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